2017年08月15日
残酷な天使のテーゼ
中森明菜はアイドルから歌姫に脱皮した後、他の歌手の持ち歌をカバーするようになります。2016年には90年代のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌のカバーを発表します。これを私は最近聴いて中年の明菜をちょっと見直しました。ちゃんと声が出ているとういレベルではなく、これは彼女の作品のなかでもかなり完成度が高い。唄の解釈力の高さは健在でした。
カバーですから、オリジナルがあるわけですが、オリジナルの高橋洋子を凌駕しています。明菜の歌唱には奥行きがあり、情感を伝える力は蘇ってきています。アニソンのレベルは超えていると思います。アニソンは歌手が若く、またテンポが速いので、どうしても平板な歌い方になりがちです。しかし明菜はちゃんと自分のものにして唄っています。まあ、私が口で色々いうより、実際に聞き比べてみれば瞭然ですね。
https://youtu.be/iU_z-Gke4es
Posted by Sophiee Winkler at 21:48│Comments(0)
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