2019年09月22日
アバター製作(115)
マリリン・モンローに似せたアバターがあるのですが、これを見直す作業をしています。というのはモンローは見事に作られたセックスシンボルだったので、とても特徴がはっきりしているのです。これは裏を返せば似せやすいということで、クリエーターはその特徴的なアイテムを採用して、何となく似てしまうので安心ししまうのです。
それは金髪と赤い口紅です。実際のモンローは赤毛に近いブルネットです。多くの素人女性や、女優、芸能人が髪を脱色してブロンドやプラチナブロンド、シルバーに変えています。まあ、「紳士は金髪がお好き」なので仕方がないです。
さて、このスナップは初期の段階のものですが、瞼の二重がいい加減で、ルージュもナチュラルです。この金髪はモンローのものとはデザインが異なっていますが、雰囲気はよく出ていて、全体として何となく満足してしまいそうです。でも、ここから弄っていきます。
二重瞼をはっきりさせました。少し似てきましたね。
次にきつめのルージュにしました。瞼とルージュは顔の部分にタトゥーのレイヤーを被せてあります。
で、結局似ているのかどうかというと、雰囲気としては似ているけれど、部分的に見ていけばあまり似ていない。モンローも年をとると顔が変わってくるので、いつ頃のものに似せるのかを考えないといけません。
眼の色も明るいブルーに変えました。白人の目の色は虹彩の模様も含めてとても難しいテーマです。マリリン・モンローの目の色はブルーという人もあれば、茶色という人もいます。本国でも論争があります。当時からカラーコンタクトはあったので、映画では恐らくそれを装着してブルーに見せていたのではないかと思います。
白人の子は金髪の子が大人よりも多いのですが、成長するに従い髪も、メモ茶色に近づいて、最後まで金髪というのは珍しくなってしまいます。北欧ではそのようなことは少ないようです。SLのアバターの目を青くして、かつ美しく見せるというのは実際には中々難しくて、苦労します。自分で作らないで買ってくればいいんですけどね。
唇の形もどうも違うような気がします。道は遠いです。
Posted by Sophiee Winkler at 19:54│Comments(0)
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