ソフィーのアバター日記

  

日本が産んだ天才の一人、手塚治虫先生の漫画に「ばるぼら」という作品があります。「ばるぼら」という名のフーテン女性を駅で拾った変態作家の物語です。「ばるぼら」は飲んだくれで、酔うとすぐ裸になってしまう結構な性癖の持ち主。突然いなくなるが、またフラット帰ってくるというチャランポランな生活を続けています。

でも、その正体は美の女神「ミューズ」が変身したもので、男のイマジネーションを大いに刺激して、作品はヒット続き。セクシーなドタバタ劇が繰り返されるのですが、行き違いから「ばるぼら」は死んでしまいます。死んでも意識がなくなるだけで、体は腐らず、温かいまま。

この物語を読んで私はなんだかとても切なくなってしまい、「ばるぼら」がとても可愛らしく、愛おしくなってしまいました。その夜はよく眠れなかった。



で、普段の私であれば早速「ばるぼら」に似たアバターを作るのですが、なんとすでに私は何年も前に「ばるぼら」を作っていたのです。それが、これ。とてもよく似ています。



ということで、今回は何の苦しみもなく、思う通りのアバターに出会え、大満足。手塚治虫先生の女性はサラッと簡単そうに描いているのに、体の線が美しく、また上品です。まさに、練達というか、名人芸というか、右に出るものがないですね。セクシーな女性を主人公とする彼の漫画は少くなくないのですが、やはり内容的にTVでお茶の間には流せず、一般には知られていないようです。



どんな美女でも、現実世界の美女はそれなりの「魂胆」とともに生きています。この男をモノにして安定した生活を手に入れようとか、地位や名誉を得ようとか、有名になろうとか、何か企んでいるわけです。でも「ばるぼら」はそんなことお構いなし。その時気に入ったことをして、何も後悔しない。男に恋して、わが身を捧げようという殊勝さも、所有欲もない。常にマイペース。何者も縛らず、何者にも縛られない。そういう女こそ男を破滅的に惹きつけるものなんですね。



  

前回ログインしたの去年でした。別にコロナに罹ったわけでもなく、ほとんど毎日SLにはログインしてアバターを弄っています。

その時間のうち実際にアバターの修正、製作をしているのは10％くらい。残りはアニメーションを買って、自分のポーズスタンドにアップロードしたり、買ってきたものを作り変えたりしています。



最近はフリーライセンスのパラソルを買って、取っ手やシャフトを取り外して、Tutu Skirtにして使っています。Tutuというのはバレーでプリマが穿いているあれですね。



今回は鼻の形を変えてみました。あまり高い鼻にするとやはり日本人離れしてしまっていただけません。







ちゃんとスキャンティ穿いてますのでご心配なく。








  

前回の投稿は14,5カ月前だったのですね。余りにも昔でびっくり。

私は別にコロナにも罹患せずに、毎日のようにSLに入ってアバターを製作、調整しています。

最初の画像は何となく作っていたら思わず気に入ったものができてしまったというものです。ヘアは売り物にはいいのはなくて、デフォルトを漁っていたら疲れたようなアイテムがありました。　乳頭と下腹部はボカしを入れて、叱られないようにしています。でも、叱るって誰が？



デフォルトのヘアは作りは粗いですが、デザイン的にはいいものがあります。さて、このアバターの風貌ですが、私の好みではなく、いままでこんな感じのものは作ったことがありません。なので新鮮ではあります。

アバターもスキンとシェイプの組み合わせは随分溜ってきました。全部で30位ありますが、そのうち10体くらいは市場価値がありそうな気がします。そろそろ売りにだそうかなって思っています。

ワクチンが出始めてきたので、もう少しコロナには罹らないようにしたいです。




  

マリリン・モンローに似せたアバターがあるのですが、これを見直す作業をしています。というのはモンローは見事に作られたセックスシンボルだったので、とても特徴がはっきりしているのです。これは裏を返せば似せやすいということで、クリエーターはその特徴的なアイテムを採用して、何となく似てしまうので安心ししまうのです。



それは金髪と赤い口紅です。実際のモンローは赤毛に近いブルネットです。多くの素人女性や、女優、芸能人が髪を脱色してブロンドやプラチナブロンド、シルバーに変えています。まあ、「紳士は金髪がお好き」なので仕方がないです。

さて、このスナップは初期の段階のものですが、瞼の二重がいい加減で、ルージュもナチュラルです。この金髪はモンローのものとはデザインが異なっていますが、雰囲気はよく出ていて、全体として何となく満足してしまいそうです。でも、ここから弄っていきます。



二重瞼をはっきりさせました。少し似てきましたね。



次にきつめのルージュにしました。瞼とルージュは顔の部分にタトゥーのレイヤーを被せてあります。









で、結局似ているのかどうかというと、雰囲気としては似ているけれど、部分的に見ていけばあまり似ていない。モンローも年をとると顔が変わってくるので、いつ頃のものに似せるのかを考えないといけません。



眼の色も明るいブルーに変えました。白人の目の色は虹彩の模様も含めてとても難しいテーマです。マリリン・モンローの目の色はブルーという人もあれば、茶色という人もいます。本国でも論争があります。当時からカラーコンタクトはあったので、映画では恐らくそれを装着してブルーに見せていたのではないかと思います。

白人の子は金髪の子が大人よりも多いのですが、成長するに従い髪も、メモ茶色に近づいて、最後まで金髪というのは珍しくなってしまいます。北欧ではそのようなことは少ないようです。SLのアバターの目を青くして、かつ美しく見せるというのは実際には中々難しくて、苦労します。自分で作らないで買ってくればいいんですけどね。

唇の形もどうも違うような気がします。道は遠いです。




  

自分が気に入っているアバターでも、あるとき変化させないといけないことがあります。現状に満足していれば進歩はありません。さて、今日は最も気に入って長年使ってきたアバターに変更を加えます。

ただ、そのアバターは同じものが２体あって、その一つに手を加えるだけなので、割と気が楽です。スキンとシェイプをもとに戻せばいいのだから、何を云っているのかと思われるでしょうが、愛着のあるものは変えるのに抵抗があるものなのです。



これが変更前。スキンは変えずに、シェイプ、ヘア、唇や二重まぶたのタトゥーを変えて、半日ほど頑張った結果が次のようなものです。







全く違ったモノになりましたね。それがSLのアバターなので当たり前です。ちょっと年増の美女ですが、とても気に入ったものになりました。







RLに実際居そうな感じで、かつとてもセクシーです。









最近腕前が上がったように思うのですが、自惚れでしょうか？　まあ、終わりはないだし、すぐ気が変わってしまうから、どっちでもいいですね。いずれにしても当分こでれ遊べます。













  

幾つものアバターのシェイプとスキンを作るなかで、なるべく相互に似てしまわないようにするというのが私が自分で作ったルールの一つです。コミックの登場人物の顔がみんな似通っていたり、落語の複数の登場人物の声やしゃべり方が同じでは、とても達人とは云えませんからね。

でも、実際第三者から見れば、私のアバター達はやはり似通っていると思います。私の色というか、癖が出てしまっているはずです。実際唇はほとんど同じだし、足の裏や膝の裏は同じ画像を使っています。

ということで、今回は普通の私の作品とは全く異なるものを紹介します。１年位前に作ったのかな？





でも、SLの中ではこういう見かけのアバターの方が主流なんです。肌は浅黒く、凄みのある顔立ち、さらに出っ尻にロケット乳。どうしてそういうのがいいのでしょうか？現実には中々ないのがいいのでしょうね。









私の方向性とは全く違いますが、まあその気になれば作れるとういことで。確かに食事だって毎日同じものでは飽きてしまいます。




  

幾つかあるアバターのうち、なかなか改良できなくて扱いあぐねているのか何体かあります。このアバターの場合は少々複雑で、醜いとか、嫌いだというのではなくて、難点がないところが問題なのです。

アバターも人間と同じで、何かしら難点や、癖があって、それが個性になり、魅力を引き出すもとになるのですね。ところがこのアバターはまるでマネキンのようにツルンとしていて、明るくて、個性がないのです。これにはかなり苦労しました。

でも、これを生かせるようなヘアを見つけて、こんな感じの出来上がりになりました。







正面の顔は若々しく、左右は年増ですね。これは顎の下の肉を弛ませているために、そのように見えるのでしょう。











スナップショットを沢山撮ってしまいましたが、とても気に入っています。以前には見られなかった色気が出てきています。





角度によって小母さんぽくなるのがいいですね。













  

一応自らクリエーターを名乗っているので、通して色んなタイプの女性を作らないといけません。色んなタイプといっても、妙齢で、美女でないといけないという縛りはあります。

このアバターはどうみても年増です。それもそのはず、このアバターは登場以来11年経っているのです。



ちょっと垢抜けなかったデフォルトのヘアをボブヘアに変えて、リバイバル。



今までブログに載せてきたアバターはほとんどこれより後につくられているので、それから見るとかなり個性的な見かけだったわけです。





もちろんスキンは最新のものにしてあります。体だけでも美しく魅力あるものにするというのを心掛けています。










  

以前作ったアバターがおばさんぽくて、また品のない顔立ちだったので、思い切って若く、ノーブルな感じに変更しました。





一口にお上品などといいますが、どのようにすればいいのか、わたしは次のようにしています。

眼はおおきすぎず、見開きずぎず、垂れすぎず、つりすぎず。口はどちらかというとおちょぼ口。口角はやや上がり目。鼻筋は通して面高か。眉は高めで弓のように。蛾眉（がび）と云ったりしますね。今回はやや抑えめで。

眉は細ければ年配に、濃ければ年少に見えます。口紅は赤すぎれば下品な感じになります。







金髪は背景が紫や紺だと映えますね。





ヘアスタイルは私はUPDOが好きで、これもお上品な感じを醸し出すことができます。　首筋の美しさを際立たせるような構図がいいですね。









  

以前に掲載した「倉庫番」のアバターですが、その後も修正を続けてかなり違ったものになりました。どちらかというと私の好きなタイプではないのですが、完成度はかなり高くなりました。



アバターの表情というのは、特にプログラムしない限りはお面のように変化がありません。でも顔の向きや目の動きで変化はつけられます。つまりポーズによって表情を変えることはできるということですね。



まあ、こんな感じです。

顔は左右対称につくっていますが、ヘアによって、右から見た場合と左から見た場合で大きく表情が異なって見えます。RLの人の顔の見え方と同じです。







ポーズによって、首がフリーで動くものは自然に表情に変化がついて、睨んだり、拗ねたり、媚びたりすることができるので楽しめます。






  

3年くらい前に女子学生のアバターをづくって、そこそこ気に入っていたのですが、どうしても満足できないところがあって、今回3度目の改造にチャレンジ。横顔はいいのですが、正面の顔立ちに可憐さが足りないのが不満でした。

人の顔立ちというのはほんの少しの違いで、まったく異なる見かけになってしまいます。RLで女性がお化粧に苦労しているのもそういうことなのですね。

さて、出来上がりは上々。どこから見ても可愛い仕上がりになりました。









こんな風にしていると、終わりというものがありません。


  

このアバターは1年ほど前につくりました。ある意味「秘蔵っ子」です。

大事にしているという意味ではなくて、スタジオから一歩も外に出ていないということと、このアバターが実は倉庫になっているという意味で「秘蔵」なのです。

私の30体ほどのアバターのスキンとシェイプ、その他アバターを再現できるデーターがここに格納されているのです。だから最初はかなり適当に作ってあって、すこしも可愛くありませんでした。

でも「ものづくり」をする者の性というか、気に入らないところをついつい直してしまうのです。倉庫番のはずなのに、徐々に気に入ったアバターに変身。

今見ると、ちょっと女優の若尾文子さんに似ていますね。頑張ればもっと似せられると思います。



このヘアたったの30Lでした。でも私の好きなUPDOっぽいスタイルです。

アバターはアニメーションのよって雰囲気がガラッと変わります。頭の上下左右の角度、目線の変化により微妙に表情が変わります。それがあたかも実際に生きているかのような印象を与えます。SLのアバターはこういう細かい差異を追求できるところがいいですね。








  

女優の京マチ子さんがお亡くなりになりました。昭和の日本を代表する大女優だったのでとても残念です。高度経済成長に入るまえのまだ国力の充実していない戦後日本の時期に、幾つもの国際映画祭でグランプリを受賞し、日本人に自信を与えてくれました。

その魅力は日本人離れしたセクシーな肉体と、どんな役柄でもこなす演技力、日本女性らしい所作、身のこなしで、欧米の審査員をすっかり虜にしてしまいました。

私は以前から彼女に似せたアバターをつくっていましたが、なかな似てこず、諦めていました。が今回気合を入れて頑張ってみました。女優の顔は、その人が演技力があればあるほど似せるのは難しくなります。

役柄によってメイクが全く異なるので、どの役を演じたときのものを念頭に置くかによって随分違ってきます。具体的に言えば、「羅生門」と「地獄門」、「雨月物語」、「浮草」、「鍵」ではそれぞれにメイクは全くことなります。今回は「雨月物語」を中心にして、他のものをブレンドしたようが出来上がりになりました。

結論からいうとかなりにていると思います。　特にこの一枚目のスナップショットはそっくり。




この人は日本映画の黄金期の女優で、女優の活躍の場がTVが中心となってしまってからは、この人のような世界に通用するスケールの大きい役者はほとんどいなくなってしまいましたね。




  

　大変ご無沙汰しておりました。2017年の１０月以来休止状態でした。　SLは15周年なのだそうですね。いつから数えているのかしら？　2003年から存在していたとは思えませんが。世の中に知れ渡るようになったのは2005年くらいからではなかったかと思います。過去に自分が書いた「おカタイのお好き」のSLの歴史を見れば何か載っているかもしれません。自分で書いたものでも忘れてしまっています。

　さてこのアバターは顔の毛穴を目立つようにして、グラボが上等になった分の効果が出るのかどうか見てみようと思ってつくりました。ヘアに苦労して、サンプルを35位試して、結局ARGRACEのURARAになってまいました。３番目くらいに選んだものなので、あとの32の試着は無駄だったわけです。



　15年経ったいうことで、結局SLって本質はこうだったのだと漸く分かったことがあります。まあ、3年目くらいにはわかっていたことですが。別のプロぐにこの連休中に何か書いてみましょう。



　気に入ったものになるまでは止めないので、今のところこのアバターが一番気に入っています。
  

一応作ってみたものの何となく納得できなくて、見るたびに違和感を感じる作品というのがどうしても出来てしまいます。これはアバター製作でもそれ以外のクリエーションでも同じことでしょう。　ただ、これを修正するのは思いの他にむずかしいのです。

　というのは、ある程度我慢ができるレベルには達しているということは、それなりに満足している部分があるということです。大事なのはどこに惹かれていて、どこが気に食わないかをはっきりと見極めることです。これができないまま弄りまわしていると、いつまで経っても「出来た」という実感が得られません。でも始めから修正点がハッキリしているならとっくに直しているはずです。だから、やはり修正点をハッキリと認識できていないから悩んでいるのだということがわかります。

　と、まあ前置きはこれくらいにして、どうしていいかわからないときは、気に入っている部分だけを残して全部変えてしまいました。



　最初は陰りのある感じのお姐さんだったのですが、今度はあっけらかんとした明るい感じになってしまいました。実は陰りのあるのが好きなんですが、どうしようもありません。まあ、これはこれでいいところもありますね。何か明確な目標なしに作るとこうなってしまうのかな？




  

　前回以来、例の大女優に挑戦しています。ちょっとだけ似てきたような気がします。彼女の特徴はミステリアスでセクシーなことで、これは普通の女優にはなかなか見られない特性です。でも海外の映画祭で外人に受けるためには是非必要なファクターだったのですね。



　似せるという意味では先は長いのですが、好みのアバターを作るという意味では十分満足のいくものです。



　似合うヘアがありません。市販のUPDOも下げ髪（室町時代の女性の簡単に後ろでまとめたヘアスタイル）も、ぴったりくるものがありません。本人が映画でどのようなヘアをしたいたのかですが、これも中々難しい。主としてUPDOなのですが、ヘアの後ろのまとめ方なんていうのは映画を全編じっくり見ないと分かりません。



　
　女優やタレントには二通りあって容貌が常に一定範囲にとどまっている人と、中森明菜や京マチ子のように状況、役柄でガラッと変えることができる人がいます。後者は飽きがこないので、魅力も長続きします。

  

　中森明菜はアイドルから歌姫に脱皮した後、他の歌手の持ち歌をカバーするようになります。2016年には９０年代のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌のカバーを発表します。これを私は最近聴いて中年の明菜をちょっと見直しました。ちゃんと声が出ているとういレベルではなく、これは彼女の作品のなかでもかなり完成度が高い。唄の解釈力の高さは健在でした。

　カバーですから、オリジナルがあるわけですが、オリジナルの高橋洋子を凌駕しています。明菜の歌唱には奥行きがあり、情感を伝える力は蘇ってきています。アニソンのレベルは超えていると思います。アニソンは歌手が若く、またテンポが速いので、どうしても平板な歌い方になりがちです。しかし明菜はちゃんと自分のものにして唄っています。まあ、私が口で色々いうより、実際に聞き比べてみれば瞭然ですね。

https://youtu.be/iU_z-Gke4es

  

　さて自作アバターを大女優に似せようとしていますが、なかなかうまくいきません。似ているようでやっぱり似ていない。かなり若い時の雰囲気はあるのですが、初めて見た人がこれは彼女だと感じるまでにはなっていません。

　結局自分好みの顔立ちになってしまうのですけれど。でも、これはこれでいいのです。



　ハハ、少しも似ていません。本物はもっと妖艶で、強い意志を感じさせる相貌なんです。でも、彼女のふくよかさはよく表現できていると思います。



　アバター製作を始めて以来、私が求め続けてきたものにかなり近付いてはいます。







　超一流の女優はいろいろな佇まいを見せてくれます。時に幼く、時に臈長けた、弱々しく、力強い、そんな変化を一言も語らずに伝えることができるのです。SLのアバターにもそんな力があるのではないかと思ってつくっています。

  

　長らくのご無沙汰でした。この間PCを廻って色んなことがあり、投稿ができませんでした。まずPCがクラッシュしてしまいました。長時間をかけてデータのリカバリー。多くのスキンデータが失われました。リカバリーしてみて初めて、GIMPのスキン画像が２９００以上あったことを知りました。　アバターの名前で思い出せないのが１，２体分あります。

　また、長時間にわたりSLにログインしておらず、ブログの材料もないためにブログ編集のためのログインパスワードを失念。登録メルアドはその前に契約を切り替えてしまったため、問い合わせに時間が掛かってしまいました。さらにその前にスマホの番号変更もやっていたたあめに様々な点でボロボロになりました。

　さて、画像は手持ちアバターを女優の「京マチ子」さんに似せようと作り変えている途中です。京マチ子といえば、数々の海外映画祭でグランプリを受賞した日本映画黄金期のセクシー女優です。「羅生門」とか「雨月物語」では世界の男性を魅了しましたね。

　難しいのは目と唇で、これはなかなか似せることができません。まあ、女優ですから、作品により色々なメイクをして、違った雰囲気を漂わせているので、どれか一つに絞るとイメージとズレてくるのです。しばらくは彼女と格闘することにします。

　  

　画像は市販の青い眼を入れたところです。実際にこんな模様の虹彩の人はいないのですが、アバターの眼としてはよく出来ています。　ただ、私として気に食わないところがあります。それは虹彩の周辺の白目の部分が少なく、直ぐにやや赤味がかったくらい色、つまり肉色に移行してしまっているところですね。正面を見ている場合はいいのですが、横目使いになるとちょっと気持ち悪くなります。



　要するにアクセント付けすぎなので、もう少し白目部分を増やして、虹彩の色も薄いブルーにして自分で作ってみました。





　このアバターの髪の色、色白のなかにも赤味のある肌の色はロシアの女性を思わせます。外国人の顔を見ただけで何人か当てるというのはクイズとしてはシンプルすぎてTV番組にもなりませんが、結構技術と経験が必要なので面白いジャンルだと思います。