2016年08月26日
アバター製作(88)
現在のところ25から30体のアバター、つまり自分として一応の完成形と考えているシェイプとスキンの組み合わせがあります。それらは一つ一つ違った個性を持っているように自分では思っているのですが、他者の目でみれば同じ作者の作品であることがわかるようなよく言えば作風、悪くいえばマンネリスムが存在しているはずです。
それを打ち破るには幾つか方法があります。一つは無理やりテーマを決めてそれを追求するという方法。例えば爬虫類のような顔とイメージを持つ女性アバターを作ろうとか、ある女優をそっくりアバターにしてしまおうとかいうものですね。これにはかなりの苦労が伴います。大抵思った通りにはいきませんが、その過程で別の発見があり、今までと異なる作品の足がかりを得ることができます。
具体的に私は過去にはグラマラスな女性から可憐な少女への転換を図って、かなり巧くいきましたが、それには中森明菜の少女時代のコピーを作るという目標設定が役に立ち、副産物として新たな結果が得られたわけです。
もう一つの方法は誰でも良くやる方法ですが、他の作者の特徴を真似るということですね。真似のままで終わってしまう場合と、その過程で新しい技術を開発したり、新たな方向へのヒントを得たりできることがあります。
さて、今回やってみたのはあらたなチャレンジではなくて、分かっているはずの自分の作風をもう一度確認することです。具体的には一番気に入っているシェイプとスキンを組み合わせて、それをブラッシュアップしてみるというマンネリそのものの作業です。で、こういう感じになりました。
当たり前のことですが、確かに私のアバターの平均値みたいなものになりました。
発見としては、今まで胸が大きすぎるシェイプが多かったのですが、乳房の左右の開きを大きくすると、サイズを小さくしても大きく見えるということです。何年も掛かって今頃こんなことに気付くとはちょっと情けないかな。
何となく満足したので、次は大きな変化にチャレンジしたいと思います。
Posted by Sophiee Winkler at 23:13│Comments(0)
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