2016年08月27日
一皮向けば
SLのアバターというのはご存知の通り張りボテで、表面にスキンが貼り付けてあるのです。スキンというけれど厚みはありません。また体の外側から見るとスキンですが、内側から見ると透明なんです。上の画像はカメラの視点を顔の表面より内側に入れたところです。体の中の目と歯が見えていますね。
目の形は球ではなくて、フランスのお菓子のカヌレみたいなお椀形です。お椀の外側の底の部分に瞳と虹彩が位置し、白目はお椀の外側になります。お椀の内側は何も貼り付けられていないので透明です。
アバターの頭部にはパーツとして舌と歯も装着されています。口を開くと歯と舌が見えるようになっているのですね。どういう形のものにそれらが貼り付けられているのかは分かりません。あまり調べて見る気にもならないですね。
胴体にも幾つかパーツが装着される場合があります。上の画像は体の肩甲骨のあたりから視点を少し内側に入れて、胸の方向を見たところです。左右に浮かんでいる茶色の二つのものは乳首です。内側から見ると一部彩色されていないので、何だが分かりにくいです。この他に下腹部に恥毛をつけたりすることもあります。偶々体の内側に視点が入ってしまい、空間に縮れた毛の塊が浮いているのが見えるときもありますが、凄く変な光景です。
人間もアバターも結局は美しさは皮一枚のことなのですが、まあその皮一枚を綺麗に見せようとしてみんな涙ぐましい苦労をしているのです。
Posted by Sophiee Winkler at 23:49│Comments(0)
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